決意、その胸に…―。

自分の弱さを痛感した一日。
今も頭の中で繰り返される光景、旋律…


あんな苦しい光景はいやだ

あんな辛い思いはいやだ


「能力者」である以上それはきっと難しいことなんだろうけど…。
そんな気持ちばかりが胸を締め付ける。


もう少し自分が強ければみんなは傷つかなくて済んだかもしれない。

もう少し自分に力があれば、あのお爺さんをこの世に留める苦しみから救ってあげられたのかもしれない。


単純な頭ではそんな答えしか浮かばなくて。
力の無さが新たな苦しみを生むなら、アタシは何をしてでも強くなる。
大事なものを守る為に、気持ちも、力も、強く。
もっと、もっと……！

『硝子の円盤、砕けるとき』

2個目の依頼に行って来る！
もしかしたら、家族に殺されちゃったのかもしれないお爺さんの所。

なんでなんだろう。家族なのに…ね。

お爺さんやお兄さん達が、これ以上罪を重ねないように。
天国で素敵な音楽が聴けるように。


行ってきます。

元気なチビっ子が風邪っ引き。

風邪を引くなんて、不覚…。元気だけが取り得なのに。
やっぱり季節の変わり目は要注意だね。
すでに引いちゃったアタシが言える事じゃないけど、みんなも気をつけてねー！

暇…早く治らないかなぁ…(布団でごろごろ)(←父親に強制的に布団に連行された)


あ、それと身長がとうとう140cmに到達したんだよ！
やった～♪この調子でどんどん伸びるといいなぁ(にへら)
目指せ、170ｃｍ！！(諸手上げ)

『キノコと山菜、みんな纏めて鍋にしちゃおう！』

ライルくんをお誘いして鍋を食べに行って来るんだよー！
他にも一緒に行ってくれる人いるかなぁ…(わくわく)

戦争前夜。

明日は戦争


この小さな体で、微々たる力で





―　いくつの命を守りきれるのだろうか